ミズノの落書き帳

面白い物語をたくさんと観て/読み/書きたいブログです。20代、本職はエンジン設計技術者です

玄関のツーロックは、両方かけるのと片方だけかけるのとどちらが安全か?

こんばんは、ミズノです。

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唐突ですが私の家はツーロックです。出先から家に帰り、おもむろに私はポケットから鍵を取り出します。そして、上側の鍵を回し、次に下側の鍵を回します。そしてドアノブを回すと、

 

がちゃん。

 

開きません。どうやら、私は両方の鍵を閉めずに、片方だけをロックして片方だけ外していったようです。

今度は片方だけの鍵を回してみます。開かない。どうやらもう一つのほうに鍵がかかっていたらしい――が、愚かな私は上下どちらを開錠したのか忘れてしまい、そしてそれを何度も繰り返し、開錠に数分かけてしまったことがあります。そこで私はふと思いました。

――もしかして、上下両方かけるより、片方だけのほうが安全なんじゃないか?

 

本記事はその検証結果を報告するものです。

 

 

①考え方

ここで「期待値」の考え方を取り入れるのは不自然ではないでしょう。鍵を回した回数をnとして、

 

鍵を回す回数の期待値 = Σ(鍵を回した回数n) / (n回で鍵を開錠できる確率)

 

「片方だけ鍵をかけなかった場合」と「両方鍵をかけた場合」の2通り算出して大小を比べます。

 

 

②片方しか鍵をかけなかった場合

1回で開錠できる確率・・・1/2

2回で開錠できる確率・・・0

3回で開錠できる確率・・・1/8

4回で開錠できる確率・・・0

5回で開錠できる確率・・・1/32

規則性が見えてきました。おそらくこうです。

n回で開錠できる確率・・・1/2^(2n-1)

つまり

 

鍵を回す回数の期待値=Σ(2n-1)/(2^(2n-1))

 

 

③両方に鍵をかけた場合

上と同様の考え方で、

 

鍵を回す回数の期待値=Σ2n/(2^(2n))

 

 

我々の解くべき式が明らかになりました!

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味のある字ですみません!

 

④結論

解析解も頑張れば求められそうに見えますが……しかし我々が求めるのは厳密な値ではありません。「片方だけかける期待値」と「両方かける期待値」のどちらが大きいかわかればいいのです。なので、こうしましょう。

 

「片方だけかける期待値」から「両方かける期待値を引き算しましょう!

 

途中計算は省きますが、こうなります。

「片方」ー「両方」=Σ2(n-1)/2^n ・・・(*)

 

(*)を見てください。n-1の項は常に0より大きいです。つまり、

「片方」ー「両方」> 0

 

「片方」のほうが、鍵を回す回数が多いことがわかります!

 

結論が出ました。私の計算が間違っていなければ、ツーロックは、片方だけかけたほうが、期待値的には安全です!

 

 

⑤何回まわせば開く?

解析解の求め方を調べるのが骨だったので、数値解をこのサイトで計算しました。

ja.numberempire.com

 

 

両方の鍵を掛けたとき、鍵を回す回数

約0.9回

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1回よりも少ないというのをどう解釈すればいいのか迷いますが、ひとまずこの値になります。

 

片方だけ鍵をかけたとき、鍵を回す回数

約1.1回

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1.1回鍵を回すってどういうこと?と、感覚的にはちょっと外れますが、確かに片方だけ鍵を掛けたほうが、開錠する手間はちょっとだけ増えるようです。

 

⑥まとめ

感覚的には捉えにくい結果になりましたが、ツーロックの場合、

片方だけに鍵をかけると、開錠まで平均で1.1回鍵を回す必要があるのに対し

両方かけた場合では0.9回で開錠できてしまう結果になりました。

 

つまるところ、ツーロックは2つあるから安全、というより、鍵穴を一個増やしたことによって、指数関数的に開錠に至るパターンを増やすことで安全を担保しているのですね。

 

なかなか楽しい確率の問題でした。が、自分で言うのもあれですが、確率計算や仮定には、結構なツッコミどころもある気がします、が(再びの逆説)、一種の問題提起ということで、数学に詳しい頭のいい人が、戯れに考えてくださることを私は期待してします。

 

意義異論歓迎です。興味がある方はぜひトライをどうぞ!

 

こんな本を書店で見ててふっと思いついた記事です。

数学難問BEST100

数学難問BEST100

 

 

 

Amazon kindle「1巻無料トラップ」

こんはんは。

 

kindle3巻まで無料! に惹かれて「はねバド!」を読んでいたら想像以上にハマってしまって、結局最新刊までまとめて購入してしまったミズノです。

〆て7000円近くを一夜にして消費しました……

 

最初の一巻に手を出さなければ続巻を買おうともしなかったわけで、最初の部分だけを無料にして読み始めのハードルを下げる、って売る側としてはなかなか正しい戦略なのかなと思ったりします。

Amazon kindle「1巻無料トラップ」は、わかっていてもみずからずぶずぶハマっていてしまいたくなる恐ろしい魔力を持ちます。

 

最近は、こんな漫画が無料になってました。

レンタル彼女がただただ可愛い話です。2巻を買おうかわりと本気で悩んでいるので、kindleの持つ恐ろしい力を実感しています。

 

が、いいこともあって、これ、

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

 

イデアの作り方のプロセスを書いた名著。なかなか書店に売ってないですがkindleならパッと自宅にいながら手に入ります。ただしkindle版は邦訳がないので英語です。

A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library)

A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library)

 

 簡単な英語のはずなのに全然読めない……なにこれ……

 

後々、世界の名作がただで読めちゃうのが魅力ですね。

The Old Man and the Sea (English Edition)

The Old Man and the Sea (English Edition)

 

老人と海は最高の友情小説です……

 

Anne of Green Gables (AmazonClassics Edition)

Anne of Green Gables (AmazonClassics Edition)

 

アンの妄想がひたすら語られる名著。こういうおしゃべりな子は私もわりと好きです。

kindleには英単語の日本語を表示してくれる機能があるので、英文多読が非常にはかどります。

でもやっぱ日本語読んだ本が早いな……精進せねば

 

 ただで読める小説もあります(プライム会員だけ)。

なかなか荒い作りの話ですが、やっぱりこのひとは話畳むの上手だなあ……と思います。でも出版社のチェックがないからか誤字が目立つ。

 

パッとしない子 (Kindle Single)

パッとしない子 (Kindle Single)

 

 辻村深月の、ちょっと後味悪い短編も。

kindleならではの、「これ矛盾してない?」と突っ込まれる危険を冒したちょっと変わった構成になってます。

 

 

こんなところを読みました、という備忘録です。

けいおん!の楽曲は、青春友情恋愛ソングの新しいスタンダードになったと思うの

こんばんは、ミズノです

 

文章を打ちながらyoutubeで楽曲ストリーミングをしていた時に、ふっと、聴きなれない局が耳に飛び込んできました。
雪の日の朝を思わせる軽快な伴奏から始まったその曲は、可愛らしい女の子の声でこんなことを歌い始めました。
「どんなに寒くても 僕は幸せ 白い吐息弾ませて 駆けてくる君を見ると」
その場面が頭の中に思い浮かぶようなストーリー性があり、そして高校生の初々しくなれない恋愛と純粋さを強く感じさせる素直な歌詞。「冬の日」なんていう、何のひねりもないベーシックなタイトル。
放課後ティータイム」なる伝説の女子高生バンドの存在は知っていましたが、私の中で彼女らの存在がぐっと大きくなったのはこの曲からです。それこそまるで現実に存在しているかの如く。
ちなみにアニメのOP「Kagayake! Girls」は聴いたことがあったのですが「アニメっぽい曲だなあ」くらいの感想しか持たず気にしていませんでした。
が、「冬の日」を起点にいくつか曲を聞いてみて、ドはまりしたのです。
そうして私は表題の通りのことを主張するに至ります。
けいおん!の楽曲は青春友情小説の新しいスタンダードだ」と。
そういう訳で、これを聞けば皆様にもきっと理解していただける、私の独断の偏見によるけいおん名曲選を紹介します。

 

①冬の日

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冬の日に相手の女の子を待つ男の子の気持ちを歌った曲。軽やかで楽し気なリズムが素敵です。冒頭にも書きましたが、リズムといい歌詞といい、その日の、その時間の場面が克明に瞼の裏に浮かぶようです。
それこそ高校生にしか歌うことが許されない曲なので、テレビの音楽番組でこういう曲を耳にすることはかなり少ないでしょう。ただし作詞も作曲も歌っている人も高校生ではありません。が、「平沢唯」という架空の女子高生キャラクターを置くことで、なんとか奇跡的なバランスを保っている、そんな曲です。
というか、けいおん曲はどれも、そういう危うい均衡の上でぎりぎり成立しているものだなということを感じます。
イメージとしてはShishamoに近いですね。

 

②Unmei wa Endless

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「皆でいれば無敵だぜ! 楽しいぜ!」ということを全力で歌った曲。テンポの速いリズムと、一音の間にいくつもの文字を入れ込んでくる早口言葉のような歌詞にぐいぐい引っ張られます。まさに天才高校生たちの偉業としか言いようのない曲。「知恵の輪みたいなフィーリング」とか、「ベートベンのお手本になれちゃうかも」みたいな、この子アホかな? とずっこけるようなフレーズを入れてくるあたりにリアル作詞者のセンスを感じます。歌うキャラクターに凄くぴったりあった歌詞です。「友情」そして「皆で一緒に」。理想の高校生バンドのありようを全力で表現した曲は、まさにこの作品内でしか存在しえない稀有な一品です。

 

GO!GO!MANIAC

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Unmei wa Endlessと同じような、「皆で演奏する今この瞬間の楽しさ」を歌った、アップテンポで思いついた歌詞をそのまま口にしているかのようなノリのいい曲。私の中では、Unmei wa EndlessとGO!GO! MANIACが二強です。
バンドやってる友人曰く、「高校生に演奏できる曲じゃない」そうです。

いいんです。彼女たちは伝説の天才高校生バンドだったのですから、それくらい朝飯前なんです。

 

④Girls in Wonderland

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こちらも友情を歌った曲。が、歌い手が平沢唯秋山澪にバトンタッチしています。澪の局は「Listen!」や「Don't Say Lazy」なんかもありますが、どれも冷静でありながらも情熱的で、凄くかっこいい曲ばかりです。Unmei wa Endlessが、屈託のない無邪気な言葉を歌詞に載せてくるのと違い、ちょっとだけ自分たちを客観的に見え、「こんな変な風になるんじゃなかった」みたいな、自分の境遇にちょっとだけ呆れながらも、それでも楽しいから皆といてしまうスタンスの曲です。唯が無邪気で明るいキャラクターとして作られているのに対し、澪はそこから一歩引いた現実的な考えを持ったキャラクターなのですね。けれど唯と同じで澪も、軽音部に対する愛着や仲間という楽しさみたいなものを感じているのでしょう。その感情を、ちょっとだけ客観的に、それでも情熱的に歌い上げる。そして、高校時代に誰もが体験する「なんだか予想外だったけど、もしかしたらこれが青春かも」という、誰もが共感できるあの感じを歌い上げる名曲です。後、ジャケットのワンダーランドの絵が可愛くてとてもいいと私は思います。

 

⑤私の恋はホッチキス

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ちょっと気の利いた歌詞で恋を歌おうとしてちょっと間の抜けた感じがでてしまう。バンド初心者のこじらせ感を感じる曲。が、高校生が一生懸命に考えて詩を書き、明るいリズムに乗せてまっすぐな思いを歌い上げる感じが私はとても好きです。いろいろぐちゃぐちゃ悩んでも
「そうだホッチキスで留めちゃおう」
とか
「もう針がないから買わなくちゃ また明日」
とか、面倒くさい考えをほいっと投げ捨ててしまう無邪気な感じがとても好きです。
このあたりのちょっとトリッキーな曲はいくつもあって「ごはんはおかず」とか「いちごパフェがとまらない」とか、私は勝手に、高校生の小道具シリーズ、と呼んでいます。


まとめ
まさに高校生、という感じの、無邪気で明るい曲ばかり。もしも現役の高校生がこんなにも学生感を訴求してくる曲を作って発表してきたとしたら、あざとすぎてちょっと怖いなと思います。
ともかく、それくらい青春感のあるいい曲ばかりです。
後、桜が丘高校軽音部はとても懐が深くて、部員の多様性も尊重してくれるいい組織だなあ……ということを、どの曲を聴いていても思います。

と、いうことで「冬の日」あたりからどうぞ。ちなみに私はアマゾンのmusic unlimitedで聴いてます(露骨なマーケティング)。

いろいろ充実してますが、けいおん!の曲の充実具合はどこよりも高いと思います。

Amazon Music

Amazon Music

 

 

以上です。

【お菓子】最高のポテトチップスはどれだ?

こんばんは。

 

近くのウェルシア薬局でポテトチップスと堅あげポテトとキャベツ太郎をまとめ買いして、吐きそうになるまで食べ続けました、気持ち悪くなるまで止めることができないという病に苦しんでいます、ミズノです。

 

さて、前置きはここまでにして、久しぶりにポテトチップスを爆買いするにあたり、ポテチいっぱいありすぎてちょっと迷ったので、いろいろ食べ比べた結果を書いてみようかなと思います。

 

カルビーポテトチップス

カルビー ポテトチップス うすしお味 60g × 12袋

カルビー ポテトチップス うすしお味 60g × 12袋

 

まさにポテトチップスの王道。オレンジ色のパッケージとこの謎のキャラクターを見たことのない人は日本人には存在しないでしょう。

一枚は軽く、塩味が効いていて、一度手を付け始めると一袋消費するまで止めることができない悪魔のおかしです。種類も非常に豊富で「こんそめ」「のりしお」「しょうゆ」……と知らない間にバリエーションも凄く増えました。

迷ったらこれ! というポテトチップス、ポテチ業界のガリバーの座は揺らくことはなさそうに思えます。

でも、なんだか中身減ったよねえ……

 

カルビー堅あげポテト

カルビー 堅あげポテト うすしお味 65g×12袋

カルビー 堅あげポテト うすしお味 65g×12袋

 

さっくりと軽い触感の「普通のポテトチップス」とは違い、分厚いポテトを揚げ「バリバリ」としたちょっとおせんべいに近い触感なのがこちら。

従来品よりも二倍くらいの値段がする。どういう層を狙ったものかよくわからないのですが、パッケージからして、おそらく年齢層高めの層をターゲティングした商品かなと思っています。もしかして本当に「塩味のおせんべい」を食べている層を奪いに行った商品なのかも。普通のポテチに飽きた時はこっちを食え! っていう戦略なんでしょうか。ちなみに私はどっちも好きです。

 

ヤマザキビスケット チップスター

ヤマザキビスケット、とあるだけあって、クッキーに似せた固いと柔らかいの中間くらいの、しっかりした形のチップス。味も触感もカルビーの↑とはだいぶ違いますので、もう別のお菓子ですね。

味は好みによるかと思いますが、作業のお供にするならこちらが便利。食べきれなくても、筒状なので保存が楽。クズが出ないので周りを汚さない、手に油が付きにくいので作業しながらでもOK。実用重視、というのか、食べながら何かできる感じの商品です。

カルビーポテトチップスは皆で広げて食べるお菓子だけど、こっちは個人でぱくぱく食べるイメージ。あっちと比べると、こっちは若干人気がない……?とも思ったのですが、そうでもないのかなと思っています。

 

カルビーポテトチップスクリスプ 

カルビーも似たような奴出してました……これ、買い物先で見つけた時はちょっとした衝撃でした。結構、クリスプ(っていうんだこの形)のチップスも需要があったってことなんでしょう。

しかし業界のガリバーに真似されてヤマザキビスケットはちょっと災難だなって思った。

これ、まだ食べたことないのでそのうち食べたい。

 

⑤Lay's

 明らかにヘルスケアできない商品なのに「ヘルスケア」に入っているのはおかしいポテトチップ。要領も0.7kgととんでもない。

そういえば、アメリカではポテトは健康食品という扱いらしいけど本当なんですかね……? 野菜だから。恐ろしい世界です。

この類のポテチもちょっと食べたことあるのですが、やっぱりカルビーポテトの味に慣れてしまった今やこういうのがちょっと食べられなくなりつつあるなと、書いててちょっと思いました。

 

まとめ

書いてはみたものの、自分のポテトチップスへの造詣の浅さが浮き彫りになりました……ごめんなさいごめんなさい。やっぱりカルビー最強ってことなんですか?

他の奴も食べたら追記しようと思います…… 

 

 

革命を起こすのは2.5%の狂人だという話

こんばんは、ミズノです。

 

ひとまず、下の動画をご覧ください。

最初は一人だけ裸で踊り狂っている変な人ですが……?

1分ごろからもの凄いことになっていきます。

www.youtube.com

 

これ、どこかで見ましたね。

森見登美彦太陽の塔」で出てきた「ええじゃないか騒動」そのものではないか……

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

 

 最初は一人で踊り狂っていた変な人が、周りの人を思い切り巻き込んで巨大なフィーバーを起こしています。

 

実はこれ、マーケティングの授業で紹介されたもので

「いかにして画期的な商品/作品が普及していくか」

を、3分間で体感できる凄い動画です。

 

~30秒

最初は、一人の男が躍っているだけ。実はこれ結構楽しい。けれど、周りの人は知らんぷりしています。この、リスクを恐れずに商品を買う「イノベーター」つまるところ革新者、とマーケティングの用語で呼ばれています。これは、製品普及に携わる人のうちわずか2.6%と言われています。フィーバーを起こすのは、こういった一部の、ちょっと勇気のあるおかしい人なのですね。

「あの人、一人だけ踊っているからおかしい」

と言わんばかりの周囲の人の無関心ぶりが痛いです。

 

30秒~1分

1人が加わって2人になりますが、周囲の人はまだ無関心……

 

1分~1分10秒

「もしかしてあれ楽しいんじゃないか?」とさらに人が増えます。まだ変な人扱いされるリスクはありますが、「イノベーター」の後に続く賛同者です。これを「アーリーアダプター」と呼びます。どんどん盛り上がってきました。なんだか、フィーバーの予感が漂ってきています。

 

1分10秒~1分30秒

アーリーアダプター」達がたくさん集まり、「皆やってるから大丈夫」と押し掛けてくる層があります。これは「アーリーマジョリティ」。全体の中では一番大きなマスを占めますます。ここまでくれば、一気に波及し、周囲にいるありとあらゆる人を取り込みます。むしろ「踊っていないほうがおかしいんじゃないか?」みたいな空気が醸成されます。

 

1分30秒~3分

その後、ずっと待っていた層がさらにフィーバーに加わり、最大級の活況を呈し音楽が終わります。様子をずーっと見て、最後の最後でしぶしぶ(?)加わる層を「レイトマジョリティ」。そして、最後の最後までフィーバーに加わらない層を「ラッガード」と言います。

 

これ、実はこんな風にまとめられます。

引用:イノベーターとアーリーアダプターはネットの世界ではたったの0.1% by 永江一石 | SIMS LAB

 

イノベーターは全体の2.6%、アーリーアダプターは全体の13.5%。

マーケティングの考え方では、このイノベーターとアーリーアダプターを合わせた「最初の16%」を超えるところが最も大きなハードルと呼ばれています。新しいリスクのあるものを進んで取っていく人は、全体の16%しかいないのです。

 

これは何にでも言えて、例えば、爆発的にヒットしたウェブ発信の小説「君の膵臓をたべたい」やケータイ小説の「恋空」なんてまさにそういった事例ではないでしょうか?

なんか流行ってきたなあ……と思っていたら、空前の大ヒットになっている。そして、それに気づかなかった私は「なにこれ……?」となったのです。(ラガード……)

 

上の動画、10人くらいの少人数で踊っている時間は1分10秒くらいありますが、最大級の活況を呈するまでには、それから30秒とかかっていません。

 

革命を起こすには、最初は一番しんどい。けれど、ある一点を突破すれば、それこそ一気に波及するのですね。

 

と、言う話を研修で聞いて、面白いなって思いました。

 

終わります。

【祝】一カ月で月間1000PVを達成しました!

こんばんは。ミズノです。

 

ブログを始めて約1カ月(わりとガチで書き始めてから)で、月間1000PVを突破しました!
自分の才能が恐ろしくなりますね……

 

私はフィクション大好きな人がいっぱい来るブログにしたいなあと思っているのですが、そのためにはまずたくさんの人に見てもらう必要があると思っています。それと、多くの人に見てもらう施策をいろいろ考えるのが面白いというのもあって、ひとまずはPVを増やす! というのを目標に置いています。ただ、目標を決めると達成できなかったときにつらいので数値目標は置きません(これが社会人のメンタルだ!)。

ひとまず、1月100PVでこつこつやって、数年がかりでちょっとずつ増やそうかなあ……と思っていました。

が、先週末に驚異的な出来事が起きました。


なにこれ……

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いきなり1日のアクセス数が100倍になった。

 

流入元を確認するとTwitter。さっそくアクセスのあった記事タイトルで検索してみる。そのタイトルはこれ。
「最高のエロ漫画家は誰だ」
やっぱり人を動かすのはエロなんだね……

 

さっそく見つかった。

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リンクもらえると嬉しい……それにしてもヌマクロー? 早速フォローして様子をみせてもらう。
ヌマクローさんはフォロワー数100人。ヌマクローさんのフォロワーが皆、10回ずつエロ記事を見に来てくれているというのか……? そんなことが、起こりうるのか……?
私はいったんここで調査を打ち切りました。それ以外にtwitterでは引っかからなかったからです。私はもやもやした思いを抱えたまま、それが原因だと自分を納得させました。

 

が、ふっと別の検索の仕方を思いつく。
Google「最高のエロ漫画家は誰だ? Twitter」で検索

あ、

あったあああああ

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中身をみると、

あゆま紗由さん本人がツイートしてくれてました……! いいね68、リツイート数19のツイート……やっとわかりました。この一発のツイートが、私の今までのPV数をすべて凌駕した数字を叩きだしていたんですね……有名同人作家さん、凄すぎ。あとTwitterの絵やっぱり可愛いすぎてやばい……

 

ブログ開設1日目も、シロクマ先生にツイートしてもらって+200くらいしていましたが、今回もまたまたラッキーパンチだったようです。なんというか、自分の知らないところに、もの凄い影響力を持っている人がいるということが、ブログを始めてからわかってきています。凄い世界だ。武者震いが止まらねえぜ……


PV数は今なお微増し続け。Twitterからの流入数が圧倒的になり、ほかのアクセス元の記録をすべて消し去ってしまいました。

なにこれ

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アクセス元ページ0%って何……?

つまりこれ

「お前の今まで書いた記事なんて無も等しいぜ?」

 ってそういうこと?

 

ええええええ。 

 

これ、私の実力と違う……虎の威を偶然にもかってしまったキツネ状態です。喜んでいいのか結構微妙なライン。自分の才能の恐ろしさではなく、この界隈にいる巨大な力の存在を身をもって知った、そんな珍しい経験でした。

 

おそらく、↑のツイートが古くなれば、アクセス数は元の数値に戻るでしょう。それがいつになるのかはちょっと予想できませんが、その減衰の様子もそのうち記事に残そうかなと思います。

あゆま紗由さんパワーがなくなった後も、50PV/日を維持する! そこが今の目標になるのかなと思っています。

 

調子に乗らず頑張るぞっ、という記事でした。ではまた!

『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』を読んだ私は「君は自分の幸せを率直に表現してもいい優しい人間だ!」と叫びたくなった

こんにちは。

 

月曜有給で土日を延長しました。ミズノです。

 作者がめちゃくちゃ宣伝していたから、買った。SNSはいい。これからデビューする作家さんと直接やりとりができ、今後どうなっていくかもリアルタイムで知ることができる。

 

 ※本ページはネタバレ含みます。

 

こんな話

表紙から推察される通り、ラノベチックの軽い文体でさくさく読めるライトミステリ。同級生の美少女(お約束!)に妙な仕事を依頼された主人公が4つの謎に挑む。
「電車に乗るお仕事」「道を聞くお仕事」「道端でめっちゃ騒いで道行く人の注目を集めるお仕事」を依頼された主人公が「なんでこんなことする必要があるの?」という理由を探し求める3編。それに加え、本編全体を通じて語られる「なぜ水品さんは笑わないのか」の謎を核として話が展開する。
4つめの謎「なぜ水品さんは笑わないのか?」は、作者の主張と直接結びついている。おそらく作者は、4つめの謎を終着点として考える構想を最初に立てて、それから前3編の謎を考えていったのかなと思う。それとも、話を落とすために頑張って4つめの謎を思いついたのか……それは作者のみ知るところだ。本人に聞いたら教えてくれるだろうか?

難しい表現もなくサクサク読め、アニメチックなキャラクターの掛け合いがなかなか楽しい。肩の力を抜いて楽しめる良作だと私は思っている。ただ、わりかし小難しい本をたくさん読む「自称読書ガチ勢」にはちょっと物足りないかもしれない。ちなみに私は、作者のTwitterアカウントと合わせてある意味一つの作品だと思っている節がある。感想を伝えたら、作者から直接反応が返ってくる……しかも本は滅茶苦茶読みやすく、一周もすれば人物と話の筋はきちんと頭に収まる。時間のない現代人の一人として、こんなふうに、小説は短くわかりやすくあってくれたほうが私は嬉しいのだが、どうなんだろうか。
と、本作、現代ならではのテーマを取り扱った部分に目新しさがある。ライトな謎と楽しいキャラクターでサクサク読ませる。そして、作者に感想を伝えるとそれがぱっと返ってくる(かもしれない)。そういう「とてもフットワークの軽い」作品だ。

 

作品テーマについて思うこと

全く違う話になってしまうが、インターネットが十分にいきわたった昨今、作者と作品を全く別物として切り離して考えることはもう難しいのかな……ということをこの作品を通じて強く感じた。電子書籍が普及してアナログ的な商品が淘汰される一方、作者と読者とのつながり自体が、本を出すうえでの付加価値になっていくような気が、私はしている。アマゾンは本を活字データとしてしか取り扱わない。けれど書店に行けば著者と会える、出版をまとめた編集者と、そして売った人と会える。もしかしたらサイン会なんてやってたりするかもしれない。リアル書店の付加価値はそのあたりについていくんじゃなかろうか。

さて、本書の主題であるSNSと人間、についてだが、私としては共感するところがあった。私はこの話を読んで「有名人の幸せアピール」と「それを全力で叩こうとする一般市民」の図が頭に浮かんだ。この小説に登場するのは、そのどちらにも当てはまらない人間だ。
インターネットの世界では、人の心に寄り添える本当に優しい人は自分を表現しなくなる、ように私は感じている。その代わり、過激な表現で人々を煽る悪い人たちと、それを躍起になって潰そうとする人たちの戦いが常にどこかで勃発している。結局、自分のことしか考えられない人の声の大きな発言ばかりが後に残る。
「嫌なインターネットだ」
と、ログを見返して思ってしまうのは仕方がないと思う。成功者のノブレスオブリージュも、一般大衆のヒーローへの敬意も、そこには欠けている。どっちが先に攻撃を仕掛けたのかは謎だけれど、そういうのを見ていると、余計なことは言わないほうが吉だと思ってしまうじゃないか。
ちなみに私の好きな研究者「落合陽一」はそういったクソリプは全力で叩き潰すべきと主張している。「とりあえずぶっ潰せ!」的な主張はトランプ大統領も言ってた気がする。自分の利益のために全力で他人をぶったたけ! という風潮は、個人主義的な考え方が一般的になった昨今、ある意味正しいのかもしれないが、なんだかどうしても違和感を覚えてしまう……人はもっと、人に優しくなれないものだろうか?

たとえ見ず知らずでもあってもさ。主義主張はいろいろあるけど、結局は感情を害されてしまう人が一人でも少ない選択をするべきじゃないかと、私は思うんですよ。
と、この本に出てくる登場人物にはそういう過激な人物はいなくて、皆、「心優しいサイレントマイノリティ」といった人たち。SNS炎上をニュースで見る度に、私が心のどこかで思いを馳せていた人たちを具現化したみたいなキャラクター。だから共感できたのかもしれない。
そして本作のメインキャラ「水品さん」本人はその最たる人だ。ラノベチックな性格造形とともに、そういう人たちを代表できる存在として描かれているのが「水品さん」だとわたしは思っている。
彼女は、どこか遠くにいる誰かの痛みに思いを馳せられ、そしてその悪意の怖さを誰よりも知っているからこそ「笑わない」のだ。
けれど彼女は、それこそ平成最後のジャンヌダルクのごとく、爆弾を抱えてその悪意に特攻しようとする。日常の謎の連作かと思ったけれど、最後のテーマにはネットでつながった社会ならではの問題に触れている。SNSと切っても切り離せない関係を持ってしまった私たちなら、作者の思いにはきっと共感できるだろう。
最後まで読み終わった私は思う、自分を表現していいのは、他者の痛みに思いを馳せられる人だけだ、もしも私が「自分を思い切り表現していい資格」の認定を担当できるならば、「水品さん」のような人には、永久に更新不要でその資格を付与したい。そして私はこう言うだろう。

「君は自分の幸せを率直に表現していい優しい人間だ!」

と。完全にヤバい人である。


その私自身が、それだけの資格を持つ資格があるのかという疑問には今回はノータッチでお願いしたい。

 

この作品が受賞作として選ばれた理由は、その主張に編集者の方が目を付けたからかなと私は思っている。それと、若者向けのライト文芸がたくさんの読者に読まれていること。Twitterの読書垢を眺めていると、メディアワークス文庫とアニメ柄の表紙が意外と多くてびっくりした。と、いうか私がフォローしている人は皆学生なのかな……? 確かに、読書は時間をめっちゃ食べる趣味だから、学生のうちが一番読めるけれど。


まとめ

読みやすいライトミステリ、楽しいキャラクター達に、SNSと人間の問題に触れ共感を呼ぶテーマ、そして作者のお人柄……まさに、今の時代にはこういう本が出るのか! ということが凄くよくわかる作品。
著者のツイッターと一緒にどうぞ。