落書き帳(文字)

ふっと日々考えたことを気まぐれに書いていくブログです。基本的に後ろ向き、提案に対してはできない理由をたくさん列挙し、否定はするけど自分からは提案しないというスタンスでいきますので気分を害したらごめんなさい

【視聴中】宇宙よりも遠い場所

アマゾンプライム会員としてはプライムビデオを利用しない理由はない。

そういうわけで、最近の自分のサブカル文化の受容はほとんどアマゾンを通したものになっている。本にしても動画にしてもだ。

 

タダとは言えクオリティは高く(ただし、kindle unlimitedの無料本の品ぞろえは非常に良くないと感じる)、暇潰して見始めてガチハマリしてしまうことは少なくない。つい昨日もそうだった。日曜の就寝前にふっと、それこそ魔がさしたというものだ。

 

そして思った。自分はこれまで馬鹿みたいにキラキラした青春ものを腐るほど読み、視聴し、やっとこさいい大人になったかと思ってもまだ懲りないのだ。

 

 

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仲良し四人組の高校生が描かれた一枚絵を見て、青春物はもううんざりだと何度思ったことか。

 

 「女子高生が南極に行く話」

という触れ込みはなんとなく知っていたが、自分は「高校生が南極なんてどうやっていくんだろ」ということをボヤっと感じてそのまま流してしまうだけだった。

 

主人公キマリは、「何をしたいのかわからないけど何もできないことがもどかしい」という、誰もが共感できてしまうような悩みを抱えたまっすぐな高校生だ。こいつが、中学生のころから「南極に行く」と周囲に公言してはばからない淵沢報瀬(何と読むのか自分はすぐ忘れてしまうのだが)に共感するところから物語が始まる。

周りの人に変人扱いされても自分の意思を曲げない同級生の夢に共感して、主人公がちょっとずつ前に踏み出していく様は、ベタベタだけれどやっぱり凄くいい。あれこれ目の前の展開に振り回されているうちに、周りに夢を志す仲間が集まってくる展開もいい。

そうこうしているうちに、やっぱ青春ものはいいわ、とあっさり懐柔されてしまう。我ながら単純すぎる。

それなりの挫折と努力の末に、彼女らは偶然みたいなきっかけで南極行きの切符を手にしかける。実際に手にしたかどうかは未視聴だからわからないが、多分いろいろあった末に南極までたどり着いてしまうんだろう。OPソングも南極で遊ぶ四人組(実際の観測員が見たらちょっと怒るんじゃないか?)という感じだったし。

とはいえ、やっぱり高校生だけの力で南極に行くなんてことは難しい。やはりご都合主義的、都合のいい偶然はいくつもあって、アニメ上の話を進める上ではそういう製作上の工夫はどうしても必要になってくるようだ。ただ、そんな中でも、各々のキャラクターが葛藤を乗り越えて、それでちょっとずつ成長しお互いを信頼していく様に共感してしまって、物語上の作り物なんか気にならなくなってしまう。

いろいろな偶然が重ね合わさった目まぐるしい展開を追いかけているうちに、なんだか自分も南極行きの切符を手にできるような気分になってくる。

自分はもうすっかり大人だというのに、青臭く夢を追う情熱は常に持っていたいな、という気分にさせられた。

青春の魔力から逃れるのは、多分いくつになっても難しいんだろうということをこの話からは強く感じた。見終わりたくないアニメの一つになりそうだ。