狐の嫁入り

小説創作ブログ! のつもりでしたが、なんかだいぶ違う気がします……

【視聴済】ROOM

弊社では一定以上のTOEICの点数の取得が推奨されている。だが、私の周りに英語に力を入れている人はほとんどいない。グローバルがどうのこうのと言う話を、もう雑音と勘違いするくらい聞かされてきた昨今、それでも仕事は進むのだから別にもう勉強とかいいんじゃないか、という気持ちにもなる。

 

が、自分には映画文化の最先端であるアメリカの書籍や物語を、日本にいる誰よりも早く手に入れたい。そういうわけで、私の趣味の充実のために英語学習は欠かせない。スタンドバイミーや嵐が丘やフィリップマーロウものを英語で楽しむのだ。

そこで役に立つのは何か? そう、我らがAmazon様であろう。そこそこ面白い映画の英語版をただで見られ、kindleを使えば英和辞書をぺらぺらせずとも単語の意味がわかる。なかなかいいではないか。

 

ルーム(字幕版)

 

と、言うわけで、Amazonで「ゆるキャン△」を見ているときにふっと広告に流れてきたのがこれ。実際の母子監禁事件を題材にした映画だった。

タイトルの一面に映る二人が、七年間の間父親に監禁されている、という状況から物語は始まる。母親はともかく、子供は生まれてから五年間を、ずっと小さな部屋の中しか知らずに過ごしてきたのだ。そういう子供が外の世界を知った時どういう反応を示すのか? ということは、凄く興味のある題材だ。

私がこの作品をざっくりと勝手に説明するなら、狭い世界を脱出して大きな世界を知ること、と、そのために必要な勇気について描いた話、という感じになるだろうか。

 

月並みな話だが、無知な誰かが新しい何かに刺激を受けてその行動や考え方を変えていく様を見ているのは、凄く面白い体験だなと感じた。