ZOZOスーツが来た【後編】
【前回の背景】
ZOZOスーツが来たので採寸した。計測後、自分のサイズに合う(らしい)Tシャツとデニムを広告画面でお勧めされたので、言われるがままに購入した。
私は自分の体形を把握し切れていないので、ZOZOスーツの計測とZOZOタウンの被服フィット技術にすべてを任せて注文を決意した。
【結果】
注文から四日後に商品が到着した。
デニムパンツ・・・きつくて一番上のボタンが留められなかった。
Tシャツ・・・怖いくらい体にフィットした。ただ、いつも選ぶものよりも小さめのため、着るときに破れるんじゃないかなという心配が一瞬だけ頭をかすめた。ただ、普段の使用には十分に耐えるサイズ感だった。
【採寸結果との比較】
採寸結果と実際の服の寸法を比較してみる。
◎デニムパンツ
ウェスト:73 (計測結果:68.8)
ヒップ :91 (計測結果:87.4)
総丈 :99 (計測されていない? 身長と体重は基礎データとして入力済み)
→デニムパンツは腰骨のところまでしか入らなかった……計測結果に対して五パーセントくらいの大きさにしてあわせているみたいだけれど、縦の長さが足りない。足首からウェストまでの長さを考慮していないのだと思う。おそらく、ZOZOスーツの言われるままパンツを買った人は、丈が合わなくて困っているんじゃなかろうか。どうだろう。Twitterやらブログやらを調べようと思うけれど止めた。
◎Tシャツ
胸囲:95 (測定結果:82.1)
肩幅:40 (測定結果:41.9)
着丈:65 (ー)
→測定結果に対して小さめの肩幅のもの選ばれている。ぴったりフィットしたような気分になったのはこのせいだったか。けれど、Tシャツがフィットしすぎというのもちょっと気持ち悪い気がする……いや、そもそ肩幅はちょっと小さいものを選ぶものがセオリーなのか・・・? 疑心暗鬼すれども答えは出ない。
でもやっぱりちょっとはゆとりのある奴がいいなと思った。
ちなみに採寸の結果はこんな感じ。上にも書いたが、身長と体重は基礎データとしてアプリに提供済み。
【所感】
これからはサイズのことなんて考えずに、何を着るかさえ誰かにお任せできる! 服のことを考えなくてもいいなんてすごい時代が来た! なんて思っていたけれど、やっぱり現実は厳しい。これから試着のデータをどんどん蓄積して、精度をあげていく途中なんだろう。一消費者としては、そういうシステムが社内に構築されており、たくさんのデータが集まり、今まさに精度をあげつつあることを祈るのみだ。
【結論】
そういうわけで、顧客としての所感をフィードバックし今後よりよいサービスを受けるため、そして返金してもらうため、デニムパンツは返品することにした。そもそも着られないから持っていても仕方がない。
服に関するもろもろををお任せできるようになる時代はきっと来ると思うし、そこを皆目指しているのだと思うが、今の時点では実店舗で試着するのが一番いいなと思った。
Tシャツは普通に使おうと思う。