狐の嫁入り

20代エンジニアの雑記ブログです

ゆとり社員の思う「明日は、勇気を持って定時に帰りませんか?」革命

「明日は、勇気を持って定時で帰りませんか?」

 

働き方改革にはいろいろと疑問な部分もありますが、残業を削減するという部分については滅茶苦茶同意しています。

残業カットすることで、企業としての利益も上がりますし、長時間労働で苦しむ会社員もまた、苦しい現状から解放されると私は思っています。

その理由を書いていこうと思います。

 

 

①人の作業効率は時間とともに落ちる

朝、出社したばかりが一番物事を効率的にこなせ、時間が立つに連れて疲れが溜まって効率が落ちるのは誰もがわかることです。

「1日の労働時間は、短ければ短いほど集中力の高い時間帯を仕事に当てることができる」

もし、こなすのに16時間程度必要な仕事があったとして、どちらがより速く仕事が片付くでしょうか?

①1日に16時間はたらく

②2日間にわけて8時間ずつはたらく

 

算数で考えれば①も②も同じですけれど、人の集中力は時間とともに落ちます。同じ仕事をこなすのであれば、1日でこなすより2日に分けたほうが、1時間あたりの生産性は上がります。それに、会社員の給与は時間に対して支払われるため、時短が見込まれる②のほうが人件費としても安くなります。

 

 

長時間労働は、時間あたりの人件費を引き上げる

残業代、深夜手当等、規定の労働時間を超えた労働には割増で手当が支払われます。

roudou-pro.com

 

こちらのページに詳しく書いてありますけれど、時間外労働×1.25倍、更に増えると1.5倍、深夜手当には×1.6倍。

「長く働けば働くほど、時間あたりに支払う給与も増える」

 

経営者目線で見ると、長く働かせれば働かせるほど労働に対する生産性は落ちるのに、時間あたりの人件費はかさむ。

長時間必死に働くより、速く帰宅して休んだほうが、働く人も会社も幸福になれると考えます。

また、長く働けば働くほど生産性が低下するということは、

「ひとつの仕事を終わらせるためにかかる時間もそれだけ長くなる」

ということにほかなりません。速く仕事を片付けようとして短期的な成果を求めたばかりに、長期的に見てより時間がかかっているということが、往々に発生していると思えてなりません。

頑張って働けば仕事は速く終わったように見えるのに、実質的にかかる時間はより長くなっている。ここに気が付かないでいるのは、会社にとっても会社員とっても不幸です。

 

 

イノベーションの機会を喪失する

人の一日をざっくり分けると

 

睡眠 8時間

労働 8時間

自由 8時間

 

となりますけれど、家事や生活のあれこれで自由時間はほとんどなく、睡眠時間は長時間労働や通勤時間で削られています。

この中で、勉強や新しいことに触れる機会がほとんどありmせん。。

もし、長時間労働が是正されれば、人が何かを学んだり、新しい感上げ触れたりする時間を確保できます。そこには、既存の事業の延長にはないイノベーション的なアイデアの芽がある可能性があります。

 

 

④長時間働くのは辛い。そして、更に辛くなる

②の繰り返しですけれど、ここが一番大事だと思うのでももう一度書きます。

長時間働くと集中力が落ちます。体もつらいです。そうすると、目の前に仕事もどんどんはかどらなくなっていきます。

頑張って辛い思いをしているのに、疲れ切ってしまって仕事もこなせない状態です。働けば働くほど、確かに仕事は進んでいきますが、その歩みはちょっとずつ、確実に遅くなっていきます。人は長い時間ずっと同じだけの効率で仕事をすることができません。

頑張れば頑張るほど辛くなっていく。目の前の仕事に対する責任感を果たしている実感はわくかもしれません、それは労働者の美徳とされるものかもしれません。

 

けれど、それは生産性には一ミリも結びつかない思想です。

 

辛い思いをすること自体を美徳にしているような空気を打破しないといけない。そのためには、いろいろなしがらみやルールやに反して「勇気を持って」17:30に帰宅するという決意が必要だと思っています。

ある意味、長時間労働するよりも、短期的にはプレッシャーのかかる行動です。最初のうちはつまずくかもしれませんが、誰もがそういった習慣を身に着けていけば、集中力が続き比較的捗る時間だけを仕事に当てられるようになるので、生産性は確実にあがっていくと考えています。

 

 

まとめ

長く働けば働くほど仕事の効率は落ち、会社の利益も減ります。しかも、学習の時間や新しいことに触れる機会がなくなり、イノベーションの機会も失う。

会社の利益は低下し、イノベーションは起きず、労働者は疲労していく悪循環です。

 

働けば働くほど、一つの仕事を終わらせるためにかかる時間はさらに伸びます。会社は生産性の低下した労働力に高い賃金を支払うことになり、労働者は頑張れば頑張るほど、疲労により非効率になっていく仕事で自分の首を締めることになります。

 

その悪いスパイラルを打ち切る第一歩として、明日から、勇気を持って17:30で帰るという小さな革命を実行してみませんか。

納期に間に合わないかもしれません。プロジェクトが遅延するかもしれません。ですが、そのプロジェクトは、本当に納期通りに収めないと利益にならないものでしょうか?

 

立上が一ヶ月後遅れたことによる機会損失と、非効率な長時間労働で発生した過剰な人件費と、いったいどちらが大きいでしょうか?

 

私の命題はここにあります。私は、非効率な長時間労働で発生した過剰な人件費が、納期遅延による機会損失を上回ると思っています。数字で出せるようなものではないかもしれません。けれど、幸福な働き方の第一歩になる問いかけと思っています。

 

そういうわけで皆様、明日は、勇気を持って定時に帰りませんか?