ブラック研究室あるある
①学部時代で一番面白い講義をしてくれた教授が運営している
外向けに見た目のいいものを作ろうとすると、内部の人たちは苦しまざるを得ないんですね……私は体育会の部活にも入っていましたが、内部はストレッサーだらけでした。
②凄く優秀な先輩がいる
人生で一番勉強になったのは、死ぬほど優秀な先輩に研究の仕方や考え方を教わったときです。そういう研究室で長く生き延びられる人は、能力も凄く高いです。だからこそ、こだわりが強くストイックな教授にも認められているんでしょう。
③学生仲がいい
共通の敵を持つものは仲良くなる。教授に怒声を浴びせられた後輩をフォローし、資料を見てやり、飲み会で慰める。私もしましたし、してもらいました……学部の友達よりもずっと濃い関係を築けた気がします
④コアタイムはない
サービス残業の精神ですね。「各々の責任に任せる」
当然、「早く帰っていい」というわけではなく教授の眼鏡に叶う成果を出すには自ずと、ブラック企業も真っ青な時間が必要になります。何回研究室に泊まったことか……自己責任、という言葉を盾にとった理屈で、学生は常に理不尽な働き方を(建前上は教育だけど)強いられます。給料は出ません
⑤社会が優しいことに気がつく
薬品や備品会社の人がとても優しく思えます。
会社に入ると、労働時間が管理されている上に給与がもらえる……私は先月免許の更新に行きましたが、学生時代よりも今のほうが若返っていてびっくりしました。生活って顔に出ますね……
部活と研究の二つで、私の大学時代は一般の大学生活からは想像がつかないほどどブラックでした……会社に入ってからちょっと楽になったくらいです。
得るものもたくさんあったとは思いますけれど、理不尽な体制に甘んじて居座れるようになったことは、自分の幸福に寄与しているのか不幸に寄与しているのかイマイチ判断がつかないところです。
今度は体育会あるあるでも書こうかな。