サリンジャーはおすすめ
英文学作品を読みたい方に、サリンジャーはなかなかおすすめです。
比較的若い時分の人物を取り扱っていて幅広い年代の方に楽しまれ、世界的に有名になった「ライ麦畑でつかまえて」の著者です。
また、とても寡作なので、著作を読み切るのがわりと容易という事情もあります。
「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16 1924 」
「大工よ、屋根の梁を高くあげよ/シーモア-序章-」
ストーリーは難解なものもありますが、50ページを切るような短編ばかりなので、読み切るという観点から言えばわりと楽かもです。後、短いので深読みするのも解釈のために読み直す負荷も少なめです。
短い時間にさらっと読め、解釈や議論の余地もたくさん残る作家と思います。未読の方は「ライ麦畑でつかまえて」あたりからぜひどうぞ。