狐の嫁入り

20代エンジニアの雑記ブログです

理系学生必読の、最高の科学書を紹介しよう

こんばんは、ミズノです。

 

 

私は小説と科学書が好きです。

小説はすでに紹介したので、今回は科学書

 

随時更新していきます。

 

 

 相対性理論」を楽しむ本

難しいものの代表格とされる「相対性理論

当時の私は、三平方の定理さえわかれば特殊相対性理論は理解できる、という事実に衝撃を受けました。

 

 

雪は天からの手紙

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

 

世界で初めて人工雪の生成に成功した著者のエッセイ。「雪は天からの手紙」という表現が素敵です。優れた科学書は、わかりやすくて面白いんだ、ということが凄くわかる本です。 

 

ロウソクの科学

ロウソクの科学 (角川文庫)

ロウソクの科学 (角川文庫)

 

「ファラデー定数」のファラデーです。ロウソクの溶ける様から宇宙を支配する法則を導き出す。これは科学者の目だ、と感じます。

実は立ち読みで最初のほうをちょろっと読んだだけなので、いつか読みます……

 

ファインマン物理学

ファインマン物理学〈1〉力学

ファインマン物理学〈1〉力学

 

私が大学一年生の時に読んでおくべきだったと激しく後悔している一冊です。 最小限の数式で、いろいろな概念が言葉でわかりやすく書かれています。物理学者の視点、というのが手に入る名著だと思っています。

タイトルは「力学」とありますが、電磁気や量子論やら原子論やら、関連ある学術分野まで含め横断的に解説してくれていて、ファインマンという学者の凄さが、それだけでもわかる本です。

 

影響力の武器

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

「セールスマンが物を売るには?」とか「なぜ私たちは望まないものを買ったり選んだりしてしまうのか?」「なぜそういう行動をとったのか」と、私たちの行動を陰で操っているいろいろな効果をまとめたものです。「人はなぜ動かされるか」を主眼に様々な研究結果を紹介し、詳しく解説してくれる優れた本です。

「ハロー効果」「返報性の原理」「フット・イン・ザ・ドア」あたりの用語にピンときた方にはきっとハマる本です。

 

利己的な遺伝子

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

 

なぜ親が子どもを守るか? なぜ群れの動物は仲間の動物を助けるか? ダーウィンの進化論では考えられなかった「なぜ、自分という個体にとっては損になるのに他人を助けるか」という疑問をうまく解説してくれる仮説。

利己的な遺伝子」説は、初めて読んだ時には衝撃でした。

行動の本質に迫る一番の本だと私は思っています。

 

サピエンス全史

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

この本を読んで、震えました。なぜ憲法があるのか? なぜ国家があるのか? なぜ宗教があるのか? 今までもやっとしていた素朴な疑問に、衝撃的な解が与えられ、納得すると同時に怖くなったからです。

我々が当たり前だと思っている国家、貨幣、国、会社。社会的な構成要素はすべて、私たちがそうと認識できなければ存在できない、私たちの頭の中にあるものです。サルやイヌとった動物とヒトとの違いはいろいろあるかもしれませんが、巨大な文明を築くに至った「共同幻想」こそが、ヒトが文明を構築できた最も大きな違いと本書は主張します。

一方で、宗教の根幹となるあれこれと客観性を重視する科学の対立は、その共同幻想を打ち壊しかねないものです。そのあたりのすり合わせが、今後どうなるかちょっと怖くも興味深くあります。

なお、著者は続きを出しており、

youmizuno.hatenablog.com

タイトルからしてちょっと怖い本です。

 実は前の記事で紹介してました笑。「人は死を超越して神になる」みたいなことが本気で書いてあって震えます。

 

シートン動物誌

シートン動物誌〈2〉オオカミの騎士道

シートン動物誌〈2〉オオカミの騎士道

 

狼が好きだったので購入。私は(2)だけ買いました。野生のオオカミの生態が克明に記録された本。

動物wp観察する鋭い観察力、高い写生技術、科学的洞察力、そして、読む人の心に訴えかける文章力。シートンがいかに凄い人物だったかを実感しました。

 

鳥類学

鳥類学

鳥類学

 

「近年までの鳥類学的な研究をすべて一冊にまとめ上げた」ものすごい大作です。

分類、遺伝子系統、羽の生え方、くちばしの形、飛び方、獲物のの捉え方、繁殖……等々、あらゆる種類の鳥のあらゆる生活形態がこの一冊で網羅されています。超マニアックですが超内容の濃い本です。

私もまだ読み切れていないのですが、子どものころにこいつを見たら、きっとものすごい鳥マニアになっていたに違いありません。

しかも、これだけの超大作で約6000円! これまでの学術研究をまるっとまとめた本なんで、ほかの分野ではゆうに1万や2万はします。それに比べたら安すぎる!

鳥類研究所の人は素晴らしい本を出してくれています。

 

思考する機械コンピュータ

文庫 思考する機械コンピュータ (草思社文庫)

文庫 思考する機械コンピュータ (草思社文庫)

 

コンピュータの動作の一番根本の原理を知りたいと購入した本。

根っこのところは凄く単純な仕組みで動いていることがわかります。2000年以前の本ですが、機械学習やAIについても言及されています。

機械学習やAIは何かと関連書籍が出ていますが、コンピュータの基礎原理と絡めて説明してくれている本はなかなかありません。この本を知れて良かった、と私は強く感じています。

 

 

以上、私のおすすめする科学読み物を紹介してきました。

この中から、何か面白いと思うものが見つかれば嬉しいです。