狐の嫁入り

20代エンジニアの雑記ブログです

持株会に入会するのは、そんなに悪いことじゃない

弊社の株価が低迷しています。

 

きっとこれ以上下がらないだろうと言う感じとか、優待とか、奨励金とかにつられて持株会に入りました。毎月2万円ずつ積み立てて、100株手に入ったところで拠出額を月1000円にしようとしています。

 

たかだがサラリーマン程度の資産で何を偉そうに、という感じもありますが、投資のセオリー的に言って、会社員の持株会はよくないとされます。なぜかというと、投資先が偏ってしまうからです。

 

会社員は、自分の時間という資産を自社に注ぎ込むことによって、少ないながら安定的な給与を得ています。最低でも一日の三分の一という資産を一つの会社に当てているのに、給与という残りの資産さえもそこに投資してしまうというのは、人生のポートフォリオのバランスがあまりにも悪いです。

 

私は今でもそう思っていますが、ただ、自社にそこそこ愛着があるのと、優待がもらえるくらいの株は持っててもいいかもしれないと思って、投資というよりも趣味といいますか、お遊び的な感じで拠出しています。

 

ただ、自社の株を持っていると、仕事をする上でもちょっとだけ視点が変わったことがあり、それがなかなかいい感じだったので、この記事では自社株をもったメリットについて書きます。

 

 

①社長よりも偉いという意識が持てる

これが一番大きいです。株式会社というのは、企業理念の実現という建前のもと、株主の利益のために動いています。社員としては下っ端でも、資本主義という巨大なテーブルの上では、我々は社長よりも偉くなれます。

ムカつく同僚も、無能な上司も、偉そうな執行役員も、皆が自分の配当のために働いていると思うと、少々楽しい気持ちで仕事ができます。

 

 

②自信を持って早く帰宅できる

自社の利益を最大化しようという意識を強く持てるので、無駄な人件費を発生させる残業はできるだけしないでおこうという気持ちになれます。

最近の私は、残業をするたびに「会社の効率的な利益取得を阻害している……!」と罪悪感にかられるようになりました。

 

残業圧力による罪悪感 < 無駄残業による罪悪感

 

という悪魔のような不等式が成り立ちまして、残業を強制的に削減させるきっかけになります。そういうわけで、持株会に入ってからの私は帰宅が早いです。

 実際、利益につながらない非効率な仕事に余計な人件費が投入されていると感じることがとても増えました。日本企業は、少なくとも弊社は、その気になればみんな定時で帰れるはずだと私は感じています。

 

 

③株主の視点から発言ができる

仕事を進める上で、部下の立場からしか発言できなかったところが、株主の視点からの提案ができるようになります。そうしますと、お金の使いみちでしたり、無駄な会議でしたり、そういうところに意識が向くようになり、立場が上の相手に対する遠慮が払拭されます。

 

 

と、いろいろと新しい視点をえることができました。

自分の利益のために会社が頑張ってくれているという事実が出来上がり、残業をしないモチベーションにもなります。心の余裕を持つための方法として、自社株を持つというのはなかなかいい手段です。

 

資産形成の手段としては悪手ですけれど、働く上での環境改善の手段としての+αは確かにありそうです。

 

そういうわけで、自分の利益のために社長と会社に働いてもらいたい方は、ぜひとも自社株を買ってみてはいかがでしょう。