狐の嫁入り

小説創作ブログ! のつもりでしたが、なんかだいぶ違う気がします……

思いつきの弾丸旅行をためらわなくてもいい心理学的(合理的?)な理由

旅行と言えば、長い時間を取って楽しむものと考えていました。

 

なので、週末の短い時間にやるものでなく、長期休暇を使って計画的にやるものだなあと思っていて、面倒くさがりな私にはなかなか手が出せずにいました。

 

けれど、予定を立てず、準備にも手をかけない思いつきの弾丸旅行も意外と悪くないのかもと考え始めました。

 

『ピークエンドの法則』という心理学用語があります。

 

ピーク・エンドの法則 - Wikipedia

われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する

 

この法則によると、過去の経験の良し悪しに関わるもの二つしかないようです。

 

ひとつ、絶頂時にどれくらい楽しかったか?

ふたつ、終わったときにどれくらい楽しかったか?

 

ここで重要なことは

 

時間がどれだけ短くとも長くとも、後から評価する楽しさは変わらない

 

ということです。

 

ピークエンド法則の体感を考えると、時間がないからやめよう、という選択はナンセンスです。かけた時間が長いか短いか、だけでなく、体験の強烈さそのものが、楽しさの判定に関わるからです。

それどころか、日帰り弾丸旅行は、長期の滞在と比べ、準備の時間や滞在の費用がかからないという点で、コストパフォーマンスが死ぬほどいいことさえあります。

 

後は、日曜の午後から無謀な旅行に出かけるという謎の興奮とかもスパイスになってくれるかもしれません笑。 

そういうわけで、週末の弾丸旅行は、ためらうよりも行ったほうがいいという結論に達しました。

ピークエンドの法則から見て

『コストパフォーマンスが死ぬほどよく、長期的に見た時に一番過去の経験として満足できる公算も大きい』

からです。

 

と、いうことを、この本を読んで考えました。

ダニエル・カールマンの「ファスト・アンド・スロー」です。

 

行動心理学の名著とのことで、「ピークエンドの法則」にかぎらず、どこかで聞いたことがあるような心理学的な知見が論拠となる出典付きできちんとまとまっています。

 

読んでて楽しいです。長いのでじっくり読まないとな、と思っていましたが(キンドルなので厚さがわからない……)、読み応えがありすぎて土日中に読み切ってしまいました……

 

今から弾丸旅行でも行こうかなとか思ったり(日曜21:00に記載)。とても刺激的な体験になりそうです。

 

後、この本の中でもいろいろな著作が紹介されていて興味の先は尽きないのですが

自己啓発本の胡散臭さを描く「The Hello effect」とか面白そうだなと思ってます。読んだ方いたら感想ください。

 しかしこの本のタイトル自体がちょっと胡散臭いという……心理学とか社会学って、どこか胡散臭い感じが漂っちゃうのはなんでなんですかね。

 

では

「なろう系」や「ミステリー」よりも圧倒的に求められる小説ジャンルを発見しました

要約:「エロは最強」という記事です。

 

 

なろう小説のR18版「ノクターンノベルス」に小説を投稿したら、滅茶苦茶読んでもらえました。

 

投稿して4日で2200PV!

 

今まで何作が投稿してきましたが、ここまで読まれた経験はありませんでした。

f:id:youmizuno:20190816133738p:plain小説URLはこちら(※未成年は閲覧しないでください!)

https://novel18.syosetu.com/n6094fr/

大声で読むことがはばかられるタイトルなので、ここでの紹介は控えさせていただきたく……評価ポイントも60ptと、自分史上最高評価をいただいています。

 

 

一方、私が半年前に書いた一般小説はこちら

投稿して180日で2800PV……

 

もっと頑張ります……

f:id:youmizuno:20190816134517p:plain

小説URLはこちら(全年齢対象なのでぜひ!)

https://ncode.syosetu.com/n4230fd/

「恋のエンジン」なる健全極まりない恋愛ものです。

 

 

読んで楽しめる小説ってなんだろう‥…? ということを考えてきましたが、最終的には、人間の基本的欲求に訴求するジャンルが一番強いみたいです。

やっぱり本能には抗えんのですね……

正直、エロ小説も書いてて楽しかった←

 

また、「なろう」小説と「ノクターン」小説で、ここまでPVに差が出る理由については、「なろう」にはあまりにも作品が多すぎ、読者に読んでもらえないからなのだそう。その事情は、下の記事によくまとめられています。

作品の出来栄え向上と直接は関係ないですけれど、マーケティングの視点から考えさせられる記事です。

 

ノクターンノベルスでデータ分析やってみました」

https://novel18.syosetu.com/n1637fe/1/

ウェブ小説も、芸能やエンタメ分野と同じく、一部の勝者がすべてを持っていく厳しい世界ということがデータを通じてわかります。

 

なんとか物語を書いて報酬を得られるようになりたい、とずっと思っていました。何のジャンルを書くべきか……と迷いながらちょっと不思議でいい話ばかりを惰性で書いてたなあと感じます。

誰に読ませるか、どう読ませるか、どんな人が買ってくれるかが不明瞭で、商品としてので出来はあまりよくなかったかもしれません。

自分のこだわりを形にするか、それとビジネス的に意味のあるものを作るか……アマチュア小説書きには高尚すぎる問題な気もしますが、生意気にもどういう方向に行こうかわりと悩んでいます。

 

ただ、「書いて食っていく」という目標を第一に据えた時に、一番の可能性のあるジャンルがエロであることがはっきりわかりました。ここに気がつけたのは、当たり前ですが大きな成果だと思っています。

 

映画監督も、最初はAVからスタートする的な話をどこかで聞いたような……? あの新海監督も、確かエロゲーのオープニング作ってたような……

 

私は、人前で性的なあれこれをあけすけに話したりするのが苦手なので(興味がある事の裏返しと言われればそうなんですけど……)、このジャンルに向かい合っていくのにはちょっと覚悟が必要そう。

 

ともかく、ノクターンの連載の方を、連休中になんとか仕上げきろうと思います。その後は、フランス書院に送ってみようかな。

 

興味がある方は読んでいただけるとうれしいです(どの作品とはいいません。)

 

では。

10年前のヤフーブログをはてなに移行しました。

10年くらい前にヤフーブログを書いていた時期がありました。その後は忘れたまま放置していたんですけれど、ヤフーブログ閉鎖にともなってこちらに移行することにしました。

 

一年間で三十記事くらい。思いついたことをそのままほいほい書いていた当時の自分が見えてちょっと切ない気持ちになりました。誰かに読ませることなんて考えてない高校生の文章だなあ……当時の自分が眩しく見えました。

 

当時、結構自分としては辛い毎日を送っていたつもりだったんですけれど、今振り返って文章を読んでみると牧歌的だなこいつ、なんて思います笑

 

こうやって当時を振り返ったり出来るので、ブログって日記みたいに利用するのが一番いいのかなあということをふっと考えました。

 

もともと、個人の考えを発信したりまとめたりするツールだったはずだけど、今やPVを稼いだり収益を上げたりっていう方向にばかり目が向いていて、ううむ、これが変化というものかと、自己を見直すきっかけになりました。

 

しかし、十年前と比べると、今のブログって誰も彼も人に読まれることをめっちゃ意識してますよね。ネットマナーも当時から相当変わってんなあ……人々は確かに進化しつつある。そんな気がします。

 

まとまりはないですけれどこれで。

「クジラ日和」

 という小説を書きました。Twitterで見たあるイラストにインスパイアされています。

 

原稿用紙9枚の短い話です……他のサイトにもアップしてみようと思います。

 

 

 飛行場では、機体が整備を終えたところだった。巨大な階段が取り外され、白い巨体はゆっくりと前進を始めた。ガラスに顔をくっつけて夢中でその様子を眺めているな子どもが、手で触るのは止めなさい、と母親に叱られていた。

「もうすぐだね」

 佳乃子の声は弾んでいた。

 亮介は手元の電子チケットを眺めた。搭乗時刻までは後十分を切っていた。

「こんなに晴れるなんてな」

 昨日のニュースでは、本日の天気は大荒れ。南からやってきた巨大な台風が、日本を横断して北に抜けていく予報だった。けれど、今朝になって急に状況が変わった。巨大な熱帯低気圧温帯低気圧に、進路は北から東の方へ、大きく変わった。空を覆い尽くそうとしていた雲は吹き飛ばされ、今、涼介たちの前には、文句をつけようがない清々しい青空が広がっている。

「もう行くの?」

 と、大河が言った。不安に満ちた目で姉を見上げる。

「大丈夫だって大河、飛行機は絶対に落ちないから」

 大河は姉の佳乃子の言葉も信じていないようで、助けを求めるように亮介を見上げた。

「大河、あの飛行機にはエンジンが付いてるんだんだ。片方が壊れたら、どうなると思う」

「落ちる」

 落ちる、と言葉にしてその瞬間を想像してしまったのか、大河は表情を固くした。

「飛行機はな片方のエンジンが壊れても、ずっと飛んでいけるように設計されてる。万が一落ちる時があってもにもうまく着陸できるし、海にも浮ける。救命ボートだってついてる。何があっても大丈夫な万全のテクノロジーが搭載されてるんだ」

 大河は、時速五メートルで迫る死神を前にしたみたいに、緊張の面持ちで自らを迎えに来る白い機体に目を凝らしていた。従兄弟の亮介も信用出来ないらしい。

 頼りになるのは両親だが……その両親は、子どもを置いてリゾートで夫婦水入らずと来ている。

『あなた達でいたほうが大河も楽しいでしょう』

 と、亮介は佳乃子とともに大河まで預けられてしまった。

 不安がる大河を眺める。自分が八歳のときはこんなに怖がりだったかな、と亮介は思う。少なくとも、佳乃子は違っただろうな。亮介と同じ年の従姉妹は、時々、そこらの男以上に心臓が強いところがある。

「なに?」

「佳乃子は飛行機なんて怖くなかったよな」

「馬鹿にしてんの?」

 からからと笑って亮介を叩く。いつもちょっと痛い。

 ぴんぽん、と放送を知らせるアナウンスが場内に流れた。佳乃子は、ビクつく大河の手を取った。

「さ、行くよ。落ちるときにはしっかり抱きしめててあげるから」

「そんなの意味ない」

 大河はわずかに反抗の意思を見せ、佳乃子はなんとかなだめようとする。亮介は、貴重な夏休みをこの二人と一緒に過ごすことにしたのは失敗だったかもと思い始めていた。

『皆様にお知らせです。十四時三十分発、K2000のフライトは、天候不調により、ただいま出発を見合わせております。お急ぎの皆様におかれましては……』

 佳乃子と大河は、『金色夜叉』の像のような臨場感ある体勢で宙を見上げていた。場内に不安とざわめきが広がる。

「天候なんて絶好調じゃんか」

 佳乃子は、ガラス張りの向こうに広がる青い空を見上げた。大河の緊張は緩み、力を抜いて再び座席に座り直した。まるで歯医者の順番を勘違いしたみたいだ。

「どうしたんだろうな」

 空には雲ひとつ見えず、スマートフォンに映る日本列島のレーダーチャートには、端っこに見切れた台風の姿があるくらいだ。

 飛行機の進路方向に台風があって、飛んでいる間に追いついてしまうとか、そういうことか? でも、もう風も少ない温帯低気圧という話だったし……

 搭乗口に立つキャビンアテンダントさんが、困った表情を出さないようプロの笑みを浮かべたまま、詰めかける乗客に説明をしている。耳をそばだてても、ここからではよく聞こえない。

「クジラ」

 と、亮介の気持ちを見透かしたみたいに大河が言った。

「クジラが何って?」

キャビンアテンダントさんが、クジラが来るって」

「良い耳をしてるな」

 大河はきょとんとした表情をする。当たり前のことを褒められても、本人はなんとも思わないらしい。

「クジラってどういうこと?」

 佳乃子が言う。

「さあ?」

 亮介にもわからない。

 あーあ、と佳乃子は視線を宙に彷徨わせた。と、目線を四十五度の角度に上げたまま、口をぽかんと開けた。

 場内を満たしていた不安の芽が、一斉に開花して大きなどよめきになった。

 外を見渡すガラスに水滴が伝った。飛行場のからりと乾いたコンクリートの上に、楕円形の影がひとつ現れた。海からやってきた影は、ひとつふたつとその数を増していく。黒い楕円形のハンコを地面にいくつも押したみたいだった。

「雨か?」

 パシャリ、とシャッターを切る音がした。

「なにあれ?」

 空を見上げた佳乃子の目がきゅっとすぼまる。その視線を追って、亮介は顔を上げた。

 息が止まった。

 何かが浮かんでいる。ラグビーボールみたいな形をした巨体。飛行機が三台は着陸できそうなくらいのヒレがくっついている。

 クジラはだった。それも、とても大きな。

 彼らは地上の人々のことなど意にも介さない様子で、ヒレと尾を優雅に動かしながら空を泳いでいく。

 飛行機を待ちわびる誰もが、空に現れた巨大な群れに心を奪われていた。

 大河が椅子から飛び降りた。そのまま飛行場に面したガラスのほうに走っていく。

 佳乃子はスマートフォンの画面に大河の姿を捉えた。空を埋め尽くすクジラの群れを前に、大河はただ圧倒され立ち尽くしている。

「凄いね。初めて見たよ」

「これじゃあ飛行機も飛べないわけだな」

 ひときわ大きなクジラが、背中から潮を吹き出した。宙に打ち上がった巨大な噴水は重力に引かれ、ガラスと地面を濡らした。スコールみたいに視界が閉ざされ、あっと思った後には、雨上がりの眩しい世界が目の前に広がっていた。水中に残った水滴の残滓が、陽光を散乱して虹を作り出した。

 その虹はクジラの群れが視界から消えてもなお、小さな奇跡を証明するみたいに、旅路を前にする人々を見下ろしていた。

 ぴんぽん、と、人々の目を覚ますみたいに、アナウンスが始まった。他人行基でスキのないアナウンスの声も、ちょっとだけ興奮して上ずっている。

「遅延しておりましたK2000のフライトは、予定を変更し、十五時十分に離陸を予定しております。お急ぎの所、大変ご迷惑を……」

 夢から覚めたみたいに、人々は空を見上げていた視線を落とした。

 佳乃子は、撮った写真をスクロールしながら、スーツケースの取ってを引き出した。カチャリ、と小気味いい音がする。

「後で見せてくれよ、撮り忘れた」

「始まる前に一番いい写真が取れちゃった」

 亮介と佳乃子は、それぞれ右手と左手をぐっと引っ張られた。大河だ。

「早く行こうよ」

 大河の瞳に、もう不安の色は浮かんでいなかった。好奇心の光は虹よりもずっと眩しい。飛行機が墜落する怖い想像は、空飛ぶクジラの圧倒的な光景で塗りつぶされてしまった。

「さっきまであんなに嫌がってたじゃん」

 佳乃子と亮介は笑いながら、我先にと入り口に駆けていく大河の後に続いた。

 今回は、とても楽しい旅になるような気がした。

「天気の子」が楽しみすぎて、プロットを勝手に考えた。

<amazonの商品紹介より抜粋>

高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。

 

※「君の名は。」のネタバレありです。

 

 

時空を駆けて出会う話は枚挙に暇がありませんが、天気を変える話は珍しいなあと思います。

 

 

君の名は。」に搭載されたギミック

新しい物語は、過去作品の要素をばらばらにし、新しく組み替えることによって作られます。「君の名は。」にも、人気作品にあるギミックが満載されています。

 

・男女入れ替わり

・時間のずれ

タイムリープ

・隕石の落下

思い出せる限りで「君の名は。」のプロットも振り返ってみます。

 

 

君の名は。」のプロット振り返り

ざっくりしたプロットですが、瀧&三葉が、交互に役割を交代しながら物語が進んでいることに気が付きます。

 

三葉   (入れ替わりに戸惑う)

三葉&瀧 (入れ替わりに戸惑いつつ、メッセージをやりとり)

瀧    (三葉への電話が通じず、村の崩壊に気がつく)

三葉&瀧 (黄昏時に出会う)

三葉   (瀧から危機を知らされ、村を救う)

三葉&瀧 (社会人になって出会う)

 

二人がすれ違い、出会う物語

 

 

二人で世界を救う物語

 

の二つの物語が同時に展開されています。

 

男女が出会うためにはすれ違いが必要であり(時間のずれと入れ替わり)

世界の危機を救うために危険な事象が必要でした(隕石の襲来)

 

そういうわけで、「天気の子」も、同じ要素から構成されると思われます。

新海監督は「秒速5センチメートル」のことから男女の出会いが大好きです。

また「天気の子」の予告でには「天候の調和が狂っていく時代」とあり、乗り越えるべき危機の存在もそれとなく示唆されています。

そういうわけで、こういうプロットを仮定しても無理はないと思います。

 

プロット:「男女の出会いと別れ』および「危機からの脱出」

 

 

天気の子」で描かれるであろう男女のすれ違い

君の名は。」で二人の男女を隔てていたのは「入れ替わりの記憶喪失」と「時間のズレ」でした。両方とも、「現実には存在しないフィクションとしての力」です。ここからの類推で、こういう仮定を置きましょう。

 

『二人の男女は、「フィクションにしかない不思議な力」で引き裂かれる』

 

「フィクションにしかない力」は、予告から見る限り二つしかないので、こういう仮定を置きます。

 

別れの原因:天気を晴れにする力と天候の不調

 

 

「天気の子」で乗り越えるべきであろう世界の危機

君の名は。」で乗り越えるべき危機は、「隕石の襲来による村の崩壊・ヒロインの死」でした。

ここから類推して、こういう仮定を置きます。

 

危機:天候不調による世界の崩壊とヒロインの死

 

また、天気を題材にしていることから、エンディングのシーンには前向きになれる風景が描かれると考えるの自然だと思います。

 

エンディングは快晴のシーンになる

 

中盤のイメージは、エンディングの真逆でないといけません。

 

危機のシーンは暴風雨と雷雨になる

 

また、ヒロインは「天気を変える力」を持つという設定です。暴風雨が巻き起こるなら、それを消すのはヒロインの役目になります。

 

天候の悪化は女の子の不思議な力が解決する

 

 

まとめ

ひどい想像ですが、最後までお付き合い下さり恐縮です。もう少しで終わりです、

君の名は。」と新海監督の好み(私の妄想)と「天気の子」のあらすじからこんな仮定を置きました。

 

・プロット

 「男女の出会いと別れ』および「危機からの脱出」

 

・別れの原因

 「天気を晴れにする力と天候の不調」

 

・危機

 「天候の悪化による世界の崩壊とヒロインの死」

 

・その他

 危機のシーンは暴風雨と雷雨

 天候の悪化は女の子の不思議な力が解決する

 エンディングは快晴のシーンになる

 

そういうわけで、きっとこんなお話になると想像しています。

「男の子は天気を変える力を持つ女の子と仲良くなる。その後、世界は暴風雨・雷雨による危機に陥るが、ヒロインの力で解決する。その結果男女は引き裂かれる。ラストシーンには青空が広がる」

 

ここで言う「世界」は男の子の故郷の島かもしれません。女の子は天気の神様のような存在で「人ならざるものが人の姿を取り、人と恋に落ちる」のかもしれません。女の子は危機を回避する代償として死や別れを経験するのかも……

 

『男の子は自然豊かな島が嫌になって都会に出てきたものの、都会で出会った超自然の存在であるヒロインと天候不調を解決し、心の成長を遂げる。天気を操る力の代償として人の姿を失ったヒロイン思いながら故郷の島に変えると、そこには彼女の姿が……」とかどうでしょう?

 

「天候の調和が狂っていく世界」をしっかり作り込まないと、詳細を詰めるのは難しそうです。

 

ともかく……映画楽しみですね!

どれくらい当たるかなあ。

 

 

追記:天気を題材にした危機は、暴風雨以外にも色々あります。

天気を題材にした危機

地球温暖化

世界が海に沈む、伝染病の蔓延、砂漠化による食料危機……

 

②災害

大雨、洪水、土砂崩れ、台風、雷、津波地震

「天気の子」の予測映像では、雨の映像がたくさん使われていました、また、深海監督は雨粒がわりと好きなようです(ビニール傘についた雨粒を、「情報量多い」と言ったりしていますし、『言の葉の庭』は雨風景の中で展開される物語です)

 

③スタンド「ウェザーリポート」(ジョジョ五部)

サブリミナル効果とか出てくるかな……?

 

 

 

私の好きなツイッターイラスト垢

こんにちは。

 

私はツイッターで読書垢をやっています。最初は本の情報を集めるだけだったんですけれど、流れてくる可愛いイラストに釣られ、お絵かき垢も結構フォローしています。

 

私が個人的に眺めて楽しんでいるイラスト垢をご紹介します。自分で何か描けるっていいよね……

あまりお話したこともないので、敬意を持って距離を開ける意味で敬称略で行きたいと思います。

 

徳井木工

イラストレーター? 漫画家?。

高い画力で圧倒するというよりも、どきりとする台詞回しで見たものの想像力を掻き立てます。私は「結婚しよう」シリーズの続きを密かに待っています。長編漫画も読みたい。

 

 

皐月のこ

このイラストを見て胸を撃ち抜かれました。ハルへの愛がとどまることを知らないアカウントです。リボーンのキャラデザ好きだったな……途中から物凄いバトル漫画に変遷を遂げちゃったけど、初期は楽しく読めるコメディだったんですよ。

 

橋本ゆの

日常に潜む絶望をゆるやかに受容するOLの話。

「なんだこの人生」という決め台詞が印象的。可愛い絵柄で絶望を描くのは「少女週末旅行」に通じるものを感じます。ぎりぎりポジティブに踏みとどまるネガティブさ。そのバランス感覚。一読の価値有りと思います。

 

lxy

イラストに詳しくない私にも高い技術を感じさせます。あらゆるキャラを自分の個性でもって描き、そして安定的に可愛いと思わせてくれます。ほぼ毎日更新される絵がすごく楽しみ……ちょっと生きる希望にさえなるはず。これがプロの仕事か……

 

清順

これは本当に無料の漫画か?

人とポケモンが生き生きと描かれ、人間ドラマを繰り広げる「王者の祭典」は夢中になって読みました。ポケスペが好きな人はきっと好きなはず。続編も待ってます。

いろいろ言いたいことはありますけれど、「未来予知」を戦闘にうまく取り入れることに成功した唯一の漫画と私は睨んでいます。

 

ももせ

 「たまこまーけっと」への愛がとどまらないアカウント。「たまこラブストーリー」はど直球の恋愛アニメ映画の傑作です。日常に訪れる不可逆な変化を乗り越えるたまこの決意が素敵です。当然、その後の物語に関心を持つ人も少なくないはず…私もその一人です。

友人に賛同を得られず肩を落とす私が見つけたのがこのアカウント。そうか……この世界には同好の士がいるんだ……と一抹の希望が見えました。原作に描かれなかった幸福な未来を描く。もちたまよ永遠なれ。 

 

ツイッターは、自分の趣味が爆発しているアカウントがいっぱいあって楽しいです。私のメモも兼ねて、時折更新できたらと思います。